歴史能力検定(試験日・試験内容・受験料)を徹底解説!

趣味

歴史能力検定とは

歴史能力検定(通称:歴検)は、公益財団法人歴史能力検定協会が実施する 日本で唯一の歴史系検定
「暗記中心の歴史」ではなく、歴史を“読み解く力”や“考える力”を測ることを目的としています。

特徴は以下の通り。

  • 全国47都道府県で受験可能(年1回)

  • 日本史と世界史の2系統

  • 各分野ごとに5〜1級まで設定

  • 大学入試・教採にも活かせる実用的な内容

単なる“趣味の資格”を超えて、教育機関や企業からの評価も高く、近年は 履歴書に書ける歴史検定 として注目を集めています。

歴史能力検定を取るメリット

歴史の理解が圧倒的に深まる

教科書レベルではなく、資料読解や史料問題が多いため、歴史の流れを本質的に理解できます。
「覚えて終わり」ではなく、「意味を理解して忘れにくい」知識が身につきます。

大学入試に強くなる

高校生の受験者が多い理由がこれ。
歴検の問題は 共通テスト対策難関大学の二次試験(特に日本史・世界史) と親和性が高く、学習効率が良いのが特徴です。

大人の学び直しに最適

「歴史をもう一度きちんと学びたい」
「推しの戦国武将から興味が広がった」

こうした大人の受験者も多く、趣味として非常に人気があります。

歴史能力検定を受けた方がいい人

  • 日本史・世界史が好き
  • 大学入試対策をしたい高校生
  • 日本の文化・伝統に関心がある
  • 大人の学び直しをしたい

歴史能力検定の資格試験について

分類

民間資格

受験資格

誰でも受験できます。

申込期間

5月下旬~10月中旬

申込方法

インターネットで申し込みできます。

試験日

11月下旬

合格発表

12月

受験料

  • 5級:2,900円
  • 4級:3,100円
  • 準3級:4,000円
  • 3級:5,000円
  • 2級:7,000円
  • 1級:8,000円

試験地

全国主要都市

試験内容

出題内容

  • 5級[歴史入門]:3肢択一、40問、50分
    小学校修了程度の基本的な日本史の問題が出題されます。小学生や中学生が自分の歴史知識を試すのに最適です。
  • 4級[歴史基本]:4肢択一、50問、50分
    中学生程度の知識があれば、楽しく受験できます。日本史と世界史を一つにした試験で、歴史の常識問題が出題されます。
  • 準3級[日本史]:4肢択一、50問、50分
    中学校で学ぶ程度の歴史知識を基本としながら、それにとらわれない範囲からも出題されます。※ 準3級は「世界史」の科目はありません。
  • 3級[世界史][日本史]:4肢択一、50問、50分
    高校で学ぶ基礎的な歴史知識を問う試験です。社会人や高校生が自分の歴史知識を試すのに最適です。
  • 2級[世界史][日本史]:4肢択一・記述、50問、50分
    出題されるテーマは高校で学ぶ程度のものですが、比較的高度な歴史知識が要求されます。自信のある方むけの試験です。 また記述問題も出題されます。
  • 1級[世界史][日本史]:4肢択一・記述・論述、30問、50分
    学校での学習にとらわれない広い範囲から出題されます。出題形式も4肢択一問題をはじめ、記述・論述問題などがあります。

合格率

  • 5級[歴史入門]:67.7
  • 4級[歴史基本]:63.5
  • 準3級[日本史]:57.3
  • 3級[世界史]:33.0
  • 3級[日本史]:59.4
  • 2級[世界史]:22.7
  • 2級[日本史]:47.8
  • 1級[世界史]:70.4
  • 1級[日本史]:42.7

 

勉強時間・勉強方法

勉強時間

勉強時間は、人によって違いますが、以下は目安です。

  • 5級:5〜10時間
  • 4級:10〜20時間
  • 準3級:30〜60時間
  • 3級:30〜60時間
  • 2級:150〜200時間
  • 1級:500時間以上

勉強方法

独学で取得可能です。

歴史能力検定の書籍

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