経済学の知識を客観的に証明できる資格として、近年じわじわと注目を集めているのが経済学検定試験「ERE(Economics Record Examination)」です。
特に「EREミクロ・マクロ」は、大学レベルの経済学の基礎力を測る検定として、学生から社会人まで幅広い層に受験されています。
本記事では、EREミクロ・マクロとはどんな試験か、取得するメリット、活かせる進路まで徹底的に解説します。
経済学を体系的に学びたい方、就職・転職・大学院進学を見据えている方は、ぜひ参考にしてください。
経済学検定試験『EREミクロ・マクロ』とは
経済学を体系的に学びたい学生や、ビジネスの現場で経済知識を活かしたい社会人にとって、「自分の経済学の実力がどれくらいなのか」を客観的に測る機会は意外と多くありません。大学の試験は大学ごとに難易度が違い、資格試験の経済分野は範囲が限定的。そんな中で、経済学の基礎力を全国レベルで測定できる唯一の検定が、経済学検定試験『EREミクロ・マクロ』です。
EREはCBT方式(コンピュータ試験)で全国約150会場で受験可能な経済学の検定で、ミクロ経済学・マクロ経済学の2科目から構成されています。
EREミクロ・マクロ試験の特徴
EREミクロ・マクロは、単なる暗記試験ではありません。
グラフや数式、経済モデルを用いて、経済現象を論理的に理解できているかが問われます。
そのため、
- 大学で経済学を履修した学生
- 独学で経済学を学んでいる社会人
- 大学院進学を検討している人
にとって、学習成果を数値化できる指標として高く評価されています。
EREミクロ・マクロを取得するメリット
経済学の実力を客観的に測れる
大学の成績や資格試験では測れない、純粋な経済学の理解度がスコアとして可視化されます。
就活・転職でアピールできる
経済学を扱う職種(金融、コンサル、政策系など)では、 「経済学の基礎力がある」ことを示す材料として有効。
他資格の学習にも役立つ
- 中小企業診断士
- FP
- 公務員試験
- 日商簿記(経済学の理解が経営分析に役立つ)
特に診断士の経済学はEREより易しいため、EREで鍛えると本試験が楽になります。
CBT方式でいつでも受験できる
年1回の試験ではなく、好きなタイミングで受験できるのは大きなメリット。
こんな人におすすめ
- 経済学を体系的に学びたい人
- 経済学部での学習成果を証明したい学生
- 金融・コンサル業界を目指す人
- 大学院進学を考えている人
- 教養として経済を深く理解したい社会人
EREミクロ・マクロの資格試験について
分類
民間資格
受験資格
誰でも受験できます。
申込期間
EREの申込みは、3カ月先まで設定可能です。
申込方法
公式ページから申し込むことが出来ます。
試験日
希望日を選択することができます。
合格発表
EREの試験結果は試験後すぐに確認することができます。
受験料
4,400円(税込)
試験地
EREのCBT方式で実施され、全国のテストセンターで受験できます。
認定委託会場方式の場合は、PC設置教室等の設備のある大学等でも受験可能です。
試験内容
EREの科目・出題範囲は、「ミクロ経済学」「マクロ経済学」です。
EREの試験時間は、90分です。
ミクロ経済学
選好と効用、最大化・最小化、需要の変化、異時点間代替、余暇,指数その他、短期企業行動、長期企業行動、利潤最大化、部分均衡、均衡の安定性、余剰分析・その他、一般均衡、厚生、公共財、外部性、独占、寡占・その他、不確実性、情報の非対称性、同時手番ゲーム、展開型ゲーム
マクロ経済学
経済統計、消費、投資、労働市場、金融、金融政策手段、財政、IS-LM、AD-AS、国際経済、経済成長、景気循環、インフレーション、経済学説
出題形式
EREの出題形式は、四答択一式です。
合格基準 ― 合否ではなく「7段階ランク」で評価
EREは一般的な資格試験と異なり、合否判定ではなくスコアとランクで評価される点が大きな特徴です。
資格百科によると、ランクは以下の7段階:
| ランク | スコア目安 | レベルの目安 |
|---|---|---|
| S | 410点以上 | 専門的活用が可能な高度な知識 |
| A+ | 360〜400点 | 大学院レベルの知識 |
| A | 310〜350点 | 大学専門課程レベル |
| B+ | 260〜300点 | 経済学の基礎を十分習得 |
| B | 210〜250点 | 経済学の入門知識 |
| C | 120〜200点 | 不得意分野が多く要学習 |
| D | 0〜110点 | 基礎から学習が必要 |
このランク制度が、EREの大きな魅力です。
EREミクロ・マクロの書籍
EREミクロ・マクロの書籍を以下のリンクから検索することができます。
役立つサイト
- ERE 経済学検定試験
主催団体のサイトです。試験の最新情報をチェック出来ます。
EREミクロ・マクロは「経済学の実力証明」に最適な検定
経済学検定試験「EREミクロ・マクロ」は、
経済学の基礎力を客観的に示せる数少ない検定試験です。
- 大学レベルの内容
- 段階評価で実力がわかる
- 学生・社会人どちらにも有効
しっかりと学習すれば、知識だけでなく「考える力」も身につきます。
経済学を武器にしたい方は、ぜひ挑戦してみてください。

